つみたてNISA、皆さん聞いたことがありますよね?
実は、つみたてNISAは稼げません。
これを聞いて、えっ?と戸惑っているかもしれません。
この記事では、つみたてNISAのデメリットと稼げない理由について説明します。
つみたてNISAの基本
つみたてNISA(NISA:少額投資非課税制度)は、毎年一定額を投資信託やETFに積み立てることで、長期的に資産を増やすための制度です。
つみたてNISAの大きな特徴は、投資信託やETFの運用益が非課税になる点です。
これにより、税金の負担を気にせずに投資を続けることが可能となります。
ただし、つみたてNISAには幾つかの制限があります。
一つは、年間の投資上限が設けられていることです。
また、投資した資金は5年間原則として出金できないという制限もあります。
つまり、つみたてNISAは短期的な取引よりも、長期的な視点からの資産形成を目指す投資方法と言えます。
つみたてNISAのデメリットとは?
つみたてNISAは非課税のメリットを持つ一方で、様々なデメリットも存在します。
まず最初に挙げられるのが、投資対象の制限です。
つみたてNISAでは投資できる商品が限られています。
具体的には、一部の投資信託と上場投資信託(ETF)のみが対象となっています。
そのため、個別株や外国債券、FXなどに投資することはできません。
これは、投資の選択肢を制限することで、初心者投資家がリスクを適切に把握しながら投資できるようにする意図があるとされています。
次に、出金制限があります。
つみたてNISAでは、投資した資金は5年間原則として出金できません。
そのため、短期的なキャッシュフローの必要性や、急な出費が予想される場合には、利便性が低いというデメリットがあります。
また、5年間の運用で投資信託の価格が下落した場合でも、出金して損失を確定させることは原則としてできません。
また、投資額の上限もデメリットの一つです。
年間40万円(20歳未満は80万円)が上限となっているため、大きな資産を有する人にとっては、その非課税枠が小さいと感じるかもしれません。
つまり、少額からコツコツ投資したとしても、家計の支出のバランスの方が大きく、稼ぎとみなせないことが多いのです。
まとめ
- しかし投資した資金は5年間原則として出金できない
- つみたてNISAでは投資できる商品が限られていまて、一部の投資信託と上場投資信託(ETF)のみが対象
- つみたてNISAでは、投資した資金は5年間原則として出金できない
- 5年間の運用で投資信託の価格が下落した場合でも、出金して損失を確定させることは
つまり、少額からコツコツ投資したとしても、家計の支出のバランスの方が大きく、稼ぎとみなせないことが多いのです。
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