FXプロトレーダーは、未来を予測しようとするのではなく、リスクをコントロールし、資金管理を徹底しています。
トレードで長期的に利益を稼ぎたければ、損切りをしっかり行い、利益を最大化することです。
相場を完全予測することは不可能なので、やろうとしてはいけません。
1回のトレードで失う金額を小さくしていけば、口座全体の金額を考えると稼いで行ける確率もたかくなります。
ここでは、トレードで成功するための確立に焦点をあて話していきます。
連勝・連敗はするもの
100%稼げるということはなく、短時間に損失を重ねた場合は、一旦トレードを止めて時間を空ける必要があります。
勝率70%以上のトレードであっても、5連敗する可能性があります。
直近のトレードで損切りしたからといって、次のトレードで勝てる確率が上がるわけではありません。
毎回落ち着いてトレードを行い、淡々と戦略をこなしていく必要があります。
連勝し始めると、次のポジションのロットが大きくなってしまい、損切額も極端に大きくしてしまうことがありますが、これは絶対にやってはいけません。
また、負けが続いたからと言って落ち込んでいても次のチャンスを逃すだけなのでやってはいけません。
連勝・連敗はいつも怒ることで、短期の結果だけで判断しないようにしましょう。
結果はコントロール不可能
FXでは努力すれば何とかなるということはありません。
努力がことごとく打ち砕かれるのがFXです。
なんとなくコツをつかんできたな?と思ってもすぐに負け始めたり、怖く感じたトレードでたまたま大きな利益を得ることもあります。
何度も言うように、損切りを計画的に行えば、1回あたりの負けはほとんど重要ではなく長期的なレベルで見ると小さなもので、何度も何度もトレードを行うことで精度が増し、勝てる確率も高くなります。
このトレード1回でもう稼げないんじゃないか・・・と心配するよりも結果から学ぶことが重要です。
最大許容損失
自分の資金の1%が、1回あたりのトレードの損失となるように、ロットを調整する必要があります。
例えば10万円の資金の場合は、1回あたりのトレードで失ってもいい金額は1,000円です。
利益を得る場合は、1,000円よりも大きな数字、1,500円などにすることを損小利大トレードといいますが、これをやっていくことで勝率が低くても長期的に勝てるような仕組みが出来上がります。
1回のトレードで生涯収支がマイナスになる
これまで述べたようなことを自分でやると決めていても、多くのFX初心者がどこかでそれを台無しにしてしまいます。
負けが続いて感情的になったり、いったん決めた戦略を1度無視しただけで、FXの生涯収支が大きくマイナスに傾き、取り戻せない金額にまで膨らんでしまいます。
プロトレーダーは1秒先に何か大きなことがおきてもおかしくないと思いながらトレードをしていて、極端にロットを上げたり、損切を先延ばしにしたりするようなことは絶対にしません。
資金管理とメンタルを徹底していれば、1日当たりの連敗も長期で見ればほんの小さな損にしかならず、長期的に勝てる確率が高くなることをプロトレーダーはわかっています。
まとめ
今回お伝えしたかったことは、毎回のトレードでしっかり損切りをいれていくということです。
この場合でも連敗をしてしまうことはありますが、長期的な確率論で行くと生き残っていくことで、勝てる確率が高くなります。
日々、感情的にならずに常に落ち着いた心でトレードを進めていくだけです。
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