感情のコントロールがうまくできないと、それは大きな損失を生み、最悪なトレード結果になってしまいます。
感情が乱れると、自分の計画を阻害し、ナンピンや損失を取り返すハイロットトレード、適当な損切りなど、いろいろなミスを連鎖的に誘発します。
あとから取引レポートをみると、戦略や計画とはまったく違った結果が出力されてしまいます。
このようなことにならないよう、以下の6つのメンタルコントロールを身に付けましょう。
体調や精神が優れない日はトレードしない
大きな損失を生む原因のひとつが、トレードに集中できないことにあります。
人はロボットではないので、疲労し、ストレスを感じる時が多々あります。
トレードの前にもそのような状態だと感じたら、トレードをしてはいけません。
万全の態勢が整った時こそ、プレッシャーの中でも迅速な意思決定ができます。
休憩をとる
稼ぐトレーダーは、画面をずっと見ているわけではありません。
アラームなどをしかけて、30分や1時間毎にトレードをする人や、インジケーターにタッチで音が鳴ったら取引する人などがいます。
ほとんどの人は、ずっと画面を見ながら集中しようとしますが、その中で大きなストレスを感じてしまい、損失を出していきます。
1時間毎にしっかり10分休憩するなど、常にパフォーマンスを維持しなければいけません。
トレードは難しいものと受け入れる
トレードが簡単なものなら、ほとんどの人が勝っています。
トレードは難しいものだから、ほとんどの人が負けています。
FX初心者の方は難しさにストレスを感じますが、それはプロのトレーダーも感じていることです。
トレードは難しいものだということを受け入れれば、プレッシャーは減ります。
ストレスを避けるのではなく、ストレスをコントロールすることが大事です。
戦略を見返す
勝てる手法、損しない手法などは存在しません。
プロのトレーダーでさえも連敗することはあり、月間でマイナスになることもあります。
しかし、それが自分の戦略に沿ったものであれば、何も問題はなく、淡々と自分のトレードを続ける意志の強さが必要です。
自分のトレードにおかしな点をかんじたら、すぐにとれーどを止め、自分の戦略を見返します。
他のトレーダーと会話する
これは僕もよくやっていたことです。
しっかりとしたトレーダーたちとネットワークをもてば、様々な情報交換をすることができます。
多くのプロトレーダーが同じ悩みを経験し、のりこえてきました。その解決法を知っています。
他の人が負けている時は自分が勝っていることもあり、その逆もあります。
様々な人と会話して、自分の状況を客観的に見つめなおします。
負のメンタルを受け入れる
誰も負けたくはありませんが、トレードで負けてしまうと失望や怒りを感じることがあります。
自分の気持ちを受け入れてコントロールしないと、次のトレードには前進できません。
落ち着かない場合は、トレードをせず、数日空けても全く問題はありません。
僕の場合は、エクセルなどに今日の気持ちなどをよく書いていました。
それを客観的に見つめると、自分はストレスを感じやすいほうだということがわかったり、トレードは週に数回程度が丁度いいなど、自分のベストなトレード状況を作ることができます。
まとめ
いかがでしたか?これら6つの方法を守れば、自分のメンタルをうまくコントロールしながらトレードできるはずです。
負けないトレーダーは絶対にいないので、負けたときの気持ちのコントロールが勝てるようになるために重要です。
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