XAUUSD(ゴールド)
ファンダメンタルによる考察
最近、中国と台湾の間での軍事演習によって緊張が高まり、この状況がグローバル経済に悪影響を与えています。
台湾は半導体の生産で重要な役割を果たし、最大の輸出国でもあります。
このような状況下では、ゴールドの価格が上昇する可能性があります。
ブルームバーグによれば、緊張が激化すればグローバル経済に10兆ドル規模の影響が出る可能性もあるため、ゴールドは魅力的な投資対象となっています。
テクニカルによる考察
XAUUSDは$2,322から反発し、はっきりとした確証なくスイングの値段を上げました。
ただし、トレンドの転換はまだ見られていません。
$2,350を下抜ければ、$2,325をテストし、$2,300を視野に入れる可能性があります。
反対に、上昇の勢いを保ち、$2,350を維持すれば、$2,400を再びテストする可能性があります。
トレードの方向性
トレードなし(レンジ)
第1レジスタンスライン
2400
第2レジスタンスライン
2450
終値
2352
第1サポートライン
2350
第2サポートライン
2300
EURUSD(ユーロドル)
ファンダメンタルによる考察
主要データの発表がなく、アメリカ での連休の中、ユーロは安定を保っ ています。
ECBフランソワ‧ビルロワドガロー委員は、6⽉と7⽉の利下げを排除するべきではないと述べ、他⾼官の姿勢に反しました。
ほとんどの委員は6⽉の利下げに同意しているものの、さらなる利下げはユーロの⾒通しにプレッシャーをかけるものと⾒ています。
テクニカルによる考察
EURUSDは1.0865へと反発しましたが、価格はまだ上昇チャネルの下にあり、完全なトレンド反転の兆候を示していません。
もし1.0900のレジスタンスを突破すれば、$1.0980への上昇勢力を得る可能性があります。
一方で、$1.0790のサポートに下落すれば、さらに$1.0750へと下落する可能性があります。
トレードの方向性
トレードなし(レンジ)
第1レジスタンスライン
1.0900
第2レジスタンスライン
1.0980
終値
1.0865
第1サポートライン
1.0790
第2サポートライン
1.0750
GBPUSD(ポンドドル)
ファンダメンタルによる考察
イギリスの店舗価格指数は予想外に前月の0.8%から前年比0.6%へと下落しました。
ベン・ブロードベント副総裁は、⾦融政策委員会の委員たちの類似した経験により、インフレ急騰を予測できなかったと主張し、信頼性に影響が出ています。
総選挙が直近のBoEによる利下げの可能性を引き下げることで、ポンドは強含む可能性があります。
テクニカルによる考察
GBPUSDは、上昇チャネルの中で強い上昇トレンドを保ち、1.2770レベルを上抜けました。
1.2800のレジスタンスを上抜ければ、1.2900レベルへと上昇モメンタムを得る可能性があります。
反対に、EMA上でサポートを保てず1.2670へと到達すれば、1.2600へと下落する可能性があります。
トレードの方向性
買い(アップトレンド)
第1レジスタンスライン
1.2800
第2レジスタンスライン
1.2900
終値
1.2773
第1サポートライン
1.2670
第2サポートライン
1.2600
USDJPY(ドル円)
ファンダメンタルによる考察
日本円は、インフレが0%から離れたことにより、日銀上田総裁が漸次的な利上げの取り組みを示唆したことで、地を固めることとなりました。
内田副総裁もこの声明に同調し、インフレとの戦いの終息が見えてきています。
日本円の見通しは、複数の高官が示唆しているものの利上げ開始日が不明確なため、入り混じったものとなっています。
テクニカルによる考察
USDJPYは、レジスタンスがサポートゾーンに転じた156.50円をブレイクアウトした後、動きがありません。
156.50円上で強気を保てば、チャネル上辺の158.00円のレジスタンスへと上昇する可能性があります。
反対に、156.50円下で閉じれば、チャネルの下辺となる155.20円へとさらに下落する可能性があります。
トレードの方向性
買い(アップトレンド)
第1レジスタンスライン
158.00
第2レジスタンスライン
160.00
終値
157.95
第1サポートライン
156.50
第2サポートライン
155.20
BTCUSD(ビットコイン)
ファンダメンタルによる考察
ビットコインの価格は、過去数日間にわたって横ばいです。
一方、長期保有者は保有を続けており、短期保有者はポジションを減らしています。
重大なきっかけがない状況の中、ビットコインの見通しは中立的となっています。
テクニカルによる考察
BTCUSDは上昇して一時的な高値を形成しましたが、その高値は破られませんでした。
移動平均線の幅が狭まっているので、価格は一定範囲にとどまる可能性があります。
もし価格がそのままの範囲内で推移し続ければ、$66,200〜$71,900の間で値動きする可能性があります。
一方、下降トレンドのチャネルをキープすれば、過去最高値を更新して上昇トレンドが確定する可能性があります。
トレードの方向性
買い(アップトレンド)
第1レジスタンスライン
71900
第2レジスタンスライン
71900
終値
71900
第1サポートライン
66200
第2サポートライン
63000
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