2024年4月24日FX相場レポート|勝率アップ負けトレーダー脱却の道

目次

XAUUSD(ゴールド)

ファンダメンタルによる考察

中東での緊張が緩和する中、ゴールド価格は減速したものの、軟調な4⽉PMIを受け⽶ドルが減速したことを受け、若⼲上げ戻しました。

投資家は、紛争がさらに激化するとの中東の懸念を払しょくし、リスク嗜好が改善し安全資産需要がおさまっています。

ゴールドの今後の⾒通しは、不透明な状況となっています。

テクニカルによる考察

XAUUSDはEMAの下へと落ち込み、$2,295のサポートレベルをテストしました。価格は$2,320へと反発したものの、これまでの強気なモメンタムは下向きとなっています。

$2,295の上を保てば、価格は2本⽬のサポートレベルとなる$2,265付近へと落ち込む可能性があります。

反対に、$2,295の上を保てなければ、$2,265へと下落を続ける可能性があります。

トレードの方向性

トレードなし(レンジ)

第1レジスタンスライン

2400

第2レジスタンスライン

2450

終値

2322

第1サポートライン

2295

第2サポートライン

2265

EURUSD(ユーロドル)

ファンダメンタルによる考察

ユーロは、ユーロ圏4⽉コンポジットPMI暫定値が予想を超えて51.4となったのを受け、強含みました。

製造業PMIは45.6へと予想の46.5を若⼲下回ったものの、サービス業PMIは52.9へと上昇し、51.8の予想を超えました。

このサービス業PMIの上昇は、サービス業のインフレ解消の勢いを鈍化させ、ECBによる利下げペースにとっての重しとなる可能性があります。

テクニカルによる考察

EURUSDは$1.0600のサポートから反発して上昇チャネルを形成し、価格は$1.0720のレジスタンスへと近づいています。

$1.0720を越えれば、$1.0800へとさらに上昇できる可能性があります。

ただし、$1.0720の下へと反転すれば、価格はチャネルのサポートとなる$1.0650へと下げ戻す可能性があります。

トレードの方向性

トレードなし(レンジ)

第1レジスタンスライン

1.0720

第2レジスタンスライン

1.0800

終値

1.0658

第1サポートライン

1.0650

第2サポートライン

1.0600

GBPUSD(ポンドドル)

ファンダメンタルによる考察

4⽉イギリスコンポジットPMI速報値は54へと上昇(前回52.8)となりました。

ただし、製造業PMI速報値は48.7へと減退し、⼀⽅でサービス業PMIは54.9へと拡⼤しました。

ホスピタリティおよびレジャーセクターで賃⾦が上昇し物価への圧⼒とっており、サービス業のインフレが続いています。

BoEは、インフレ解消が減速すれば、利率を⻑期にわたり据え置く可能性があります。

テクニカルによる考察

GBPUSDは下落チャネルのサポートから反発し、$1.2480のレジスタンスへと近づいています。

$1.2480のレジスタンスに近づけば、価格は$1.2620、そして下落チャネルの上辺へとさらに上昇する可能性があります。

反対に、$1.2480の下でとどまれば、$1.2260へと下落幅を拡⼤する可能性があります。

トレードの方向性

トレードなし(レンジ)

第1レジスタンスライン

1.2480

第2レジスタンスライン

1.2620

終値

1.2456

第1サポートライン

1.2260

第2サポートライン

1.2150

USDJPY(ドル円)

ファンダメンタルによる考察

⽇本円は、前回終値近くで閉じ、⽶国取引時間に反発した後、再び下げ戻しています。投資家は、155円を介⼊レベルと⾒る向きを変えていません。

加えて、⽇銀総裁は既存のインフレ上昇率が2%⽬標に向け上昇すれば利上げを⾏う意思があることを繰り返しており、⽇本円が強まっています。

テクニカルによる考察

USDJPYは、フィボナッチエクステンション78.6%と重なる154.90のレジスタンスラインへと近づく中、動きが⽌まっています。価格は、動的サポートとなるEMA21および上昇チャネルの下辺をテストしています。

154.90円を上抜ければ、157.20へのラリーにつながる可能性があります。

反対に、154.90円を下回れば、153.20へと深く調整する可能性があります。

トレードの方向性

買い(アップトレンド)

第1レジスタンスライン

154.90

第2レジスタンスライン

157.20

終値

154.75

第1サポートライン

153.20

第2サポートライン

151.80

BTCUSD(ビットコイン)

ファンダメンタルによる考察

半減を迎えた後、著名アドバイザー2社が最近になってFBTCに4,000万⽶ドルを投資し、現物ETFにおける最⼤級の資⾦流⼊が⾒られました。

ただし、ビットコイン現物ETFは若⼲減速しています。⼀⽅、取引所からの流出量は4,770ビットコインに達しており、⻑期保有者のポジションで劇的な減少幅となっています。

ETFへの資⾦流⼊が続く中、全体の⾒通しは中⽴的になっています。

テクニカルによる考察

BTCUSDは両⽅のEMA付近への軽度な調整を⾒せたものの、そこから反発しています。価格は、上昇チャネル内を保ったままとなっています。

さらに上昇するのであれば、$66,750のレジスタンスレベルを抜け、主要レジスタンスゾーンとなる$68,000〜69,000付近を再テストする可能性があります。

ただし、$66,750の上を保てなければ、$65,400のサポートを再テストする可能性があります。

トレードの方向性

買い(アップトレンド)

第1レジスタンスライン

68000

第2レジスタンスライン

71250

終値

66737

第1サポートライン

65400

第2サポートライン

64000

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この記事を書いた人

霧島聖吾のアバター 霧島聖吾 FXトレーダー

2018年3月:FXをはじめる
2019年5月:FX自動売買(EA)の開発をはじめる
2023年1月:自作EAで累計利益1億円を突破
2023年9月:ゴゴジャングルで自作EAとロジックを販売開始
2024年現在:累計600名にEAを提供中

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