シングル／ナンピン／マーチンゲールエントリーの3種類のEAのメリット・デメリットについて説明します

EAには、主に3種類のタイプがあります。

• シングルタイプ
• ナンピンタイプ
• マーチンゲールタイプ

それぞれ、エントリーの仕方が違います。

シングルタイプは、常に1つのポジションだけを保有して、エントリーと決済を繰り返すものです。メリットとしては、ロットを上げすぎなければ破綻するリスクは少ないこと、デメリットとしては、大きく稼ぐことが難しいことです。

ナンピンタイプは、保有しているポジションのレートが逆行したときに、買い増し、売り増しをして平均レートを下げたり上げたりする方法です。（詳しくはこちらhttps://onl.bz/TRivEpY）

マーチンゲールタイプは、負けた時に資金を2倍にしてエントリーする方法です。ギャンブルでも使われる方法で、理論上はいつか必ず勝てると言われています。（詳しくはこちらhttps://onl.bz/wiZQF3n）

それぞれ、メリット、デメリットをめとめるとこのようになります。

• シングルタイプのメリット：破綻リスクが低い
• シングルタイプのデメリット：利益が少ない

• ナンピンタイプのメリット：利益がやや大きい
• ナンピンタイプのデメリット：全損リスクがやや高い

• マーチンゲールのメリット：利益が大きい
• マーチンゲールのデメリット：全損リスクが高い

また、ナンピンとマーチンゲールを組み合わせた、ナンピンマーチンゲールタイプも存在します。

• ナンピンマーチンゲールのメリット：利益がとても大きい
• ナンピンマーチンゲールのデメリット：全損リスクがとても高い

この表を見ればわかる通り、リスクが高い＝利益も大きいということになります。

どれがよくて、どれが悪いというものは一概には言えません。

僕がやっている運用は、ナンピンマーチンゲールタイプとシングルタイプの組み合わせです。

ナンピンマーチンゲールタイプEAで出た利益をこまめに出金して、その利益をシングルタイプEAに振り替えます。

こうすることによって、短期でリスクをとって得た利益を、長期でコツコツ積み立てるEAに振り替えて資産を形成しています。

このように分散させておけば、利益を平均化できて、効率の良い運用が可能ということになります。

ただし、ナンピンマーチンゲールEAには悪質なものも多いので、そこはバックテストをしっかりしてユーザーが見極める必要があります。

使う前にバックテストさえすれば、そのEAの破綻リスクなどもすぐにわかりますから、自分でバックテストは必ずできるようにしましょう。

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